抗インフルエンザ薬

抗インフルエンザ薬

インフルエンザ薬について

私の知る限りの情報を記載します。

(めんどくさいのでソースは載せていませんが希望があれば掲載します。)

前置き

抗インフルエンザ薬を処方しない医者は

意地悪で処方していないわけではないのです。

正しい情報が出回らないが為に

正しい医者がクレームの対象と

なってしまうことが多々あります。

悲しい。

患者様のことを考えて勉強する医者が叩かれて

何も考えない(悪く言えば患者様の言いなりの)

下手すれば良くないことをしている医者が

もてはやされることが多々あるのです。

身近な例が抗インフルエンザ薬。

前置きはこの辺で以下本題




インフルエンザって?

風邪です。名前が付いた風邪です。

症状も風邪と同じ。

インフルエンザは5-7日でほとんど症状が改善する。

風邪症候群は10日でほとんどの症状が改善する。

インフルエンザの死亡率は0.0014-0.0167%

風邪症候群の死亡率のデータはないが風邪症候群の中に死亡率の高い疾患が紛れている

インフルエンザの最大の予防はワクチンの接種です。

抗インフルエンザ薬(タミフル・リレンザ)

抗インフルエンザ薬(タミフル)の副作用に嘔吐があります(5%)

20人に一人が嘔吐で苦しむのです。

2014年のCochraneでタミフルを内服しても重症化・入院率に有意差なしとの結果。

発症48時間以内の投与で

発熱の持続時間は

タミフル46時間

リレンザ27時間

麻黄湯29時間

とのデータがあります。




副作用のリスクをおっても服薬しますか?

麻黄湯でよくないですか?

抗インフルエンザ薬(ゾフルーザ)

次に話題のゾフルーザ

日本感染症学会も日本小児科学会も推奨していません。

新薬なのでデータが十分にないこと、耐性の出現率の高さが故です。

ちなみにゾフルーザを48時間以内に摂取した場合

有症状時間53.7時間でタミフルと有意差は出ていません。

さらに9.7%で耐性化が見られます。

また、イナビルやゾフルーザのように一回の服薬で済むものは

体内に長く残るということなので副作用が出た場合も長く続きます。

じゃあどんな人が服用すればいいの?

米国疾病管理予防センターが推奨しているのは以下の重症化のリスクがある人です。

喘息・神経変性疾患・血液疾患・COPD・心疾患・腎障害・肝障害・代謝障害・BMI≧40・19歳未満の長期アスピリン使用者・免疫不全患者・65歳以上・5歳未満・妊婦(産後2週まで)





私は上記に加えて高齢の家族を介護しなければならない方や、

小さな子供の世話をしなければならない方には処方します。

健康な方で納得頂けた方には対症療法としてアセトアミノフェンと麻黄湯を処方しています。

ご指摘ご意見等あればよろしくお願い致します。

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